お客様とお話ししていると
「最近、急に歯石が付いて、口臭が酷くなった」という声を度たび聞きます。
年齢的には、6歳~9歳の小型犬のワンちゃんが多いです。
「あまりも匂いが凄いから、指で奥を触ってみたら歯がグラグラしていた」
とのことで慌てて、病院に相談した方もいました。
こちらの記事にも書きましたが 見える部分は気にならなくても
実は見えにくい奥歯には付きはじめていて、6歳位を過ぎると免疫が徐々に低下するので
歯石が付くスピードが速くなります。なので、「急に付いた」と思うのは
「見える所にもついてきた」のだと思われます、、、、、( ;∀;)
実際に歯周病がどのくらい進んでいるかは、麻酔をしてレントゲンで
見ての診断になります。
歯石が沢山ついていても、思ったより歯周炎が進んでいない場合もあれば、
逆に見た目は酷くみえなくても、歯肉の中ではが進行しているケースもあるそうです。
そして、歯石除去をした後、そこで終わりではなくそこからが新たなスタートです。
だいたい口臭が気になって病院に行くということは、シニアのワンちゃんだと思います。
その後、日常でお口ケアをしないと、また歯垢、歯石はすぐについてしまいます。
若い頃とは違うので、、、、、💦
歯の事を勉強すると、本当にマウスケアの大切さを実感します。
そして、私たち飼い主にはなかなかその大切さが伝わってこないのが今の現状かな。
とも感じます。
ある歯科専門の獣医さんは、「抜歯しなくても良いうちに治療をしてほしい」と言ってました。
ところがワンちゃんは痛みに強いですから
大体の場合、酷くなってから来るそうです。
私も知らなかったら、きっと匂いが気になりだしてから
慌ててデンタルグッズを購入してたと思います。
歯並びのことなんて気にもしなかったと思うし。
で、、、、口が小さいからちゃんと出来なくて、気が付いたら酷くなってた。という
パターンになってたかと、、、、💦
一番怖いと思うのは、口腔内だけではなく、心臓や肝臓などに影響することだと思うので
一人でも多くの人に伝われば良いなあと思っています。
今の時代、ワンちゃんも私たち人間と同じで、未然に防げる病気がある時代だな、、、と
感じます。
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